Request rejected (429)
自分のAPIキーやプロジェクトに設定されたレート制限。待っても直らない。
エラー文字列
Request rejected (429)
何が起きているか
あなたの側に設定されたレート制限に当たっています。API キー、Amazon Bedrock のプロジェクト、Google Cloud のプロジェクトのいずれかに紐づく上限です。
⚠️ これは「混雑」ではありません。 待っても状況は変わりません。設定か使い方を変える必要があります。
似たエラーとの区別 — ここを間違えると時間を無駄にします
429 系のメッセージは複数あり、待って直るものと直らないものが混在しています。
| 表示 | 原因 | 待てば直るか | 対処 |
|---|---|---|---|
Request rejected (429) |
自分のキー/プロジェクトの上限 | 直らない | 設定を変える |
API Error: Repeated 529 Overloaded errors |
API 全体の混雑 | 直る(数分) | 別モデルに切り替える |
Server is temporarily limiting requests |
API 側の短時間のスロットル | 直る | 少し待つ |
You've hit your session limit |
プランの利用量切れ | リセット時刻まで待つ | 待つ/プラン変更 |
Credit balance is too low |
前払いクレジット切れ | 直らない | 入金する |
⭐ (429) と括弧付きの数字が出ているなら、このページの内容です。
直し方
1. どの資格情報で接続しているか確認する
/status
⚠️ 最も多い誤解がここです。 サブスクリプションで使っているつもりが、環境変数に残った ANTHROPIC_API_KEY のせいで API キー側の制限に当たっていることがあります。
macOS / Linux
env | grep ANTHROPIC
Windows(PowerShell)
Get-ChildItem Env: | Where-Object Name -match 'ANTHROPIC|CLAUDE_CODE'
ANTHROPIC_API_KEY に心当たりが無いのに設定されている場合は、外してから再ログインしてください。
unset ANTHROPIC_API_KEY
claude
Remove-Item Env:ANTHROPIC_API_KEY
claude
⚠️ シェルの設定ファイル(.zshrc / .bashrc / PowerShell プロファイル)や .env、settings.json の env にも書かれていないか確認してください。 ターミナルを開き直すと復活します。
セッション内で外して直ったなら、恒久的に消す必要があります。
[Environment]::SetEnvironmentVariable("ANTHROPIC_API_KEY", $null, "User")
2. 提供元のコンソールで上限を確認する
接続先ごとに確認場所が違います。
| 接続先 | 確認する場所 |
|---|---|
| Anthropic API | Console の使用状況とレート制限のページ。ティアによって上限が決まっています |
| Amazon Bedrock | AWS のサービスクォータ。モデル単位のリクエスト数・トークン数 |
| Google Cloud(Vertex AI) | プロジェクトのクォータ設定 |
上限を上げられる場合は、そこから引き上げを申請してください。
3. 同時実行を減らす
上限を変えられない場合は、投げる量を減らすのが現実的な対処です。
macOS / Linux
export CLAUDE_CODE_MAX_TOOL_USE_CONCURRENCY=2
Windows(PowerShell)
$env:CLAUDE_CODE_MAX_TOOL_USE_CONCURRENCY = "2"
あわせて次も見直してください。
- サブエージェントの並列実行をやめる。 同時に複数のエージェントを走らせると、その数だけリクエストが増えます
- 小さいモデルに切り替える。
/modelで変更できます。上限はモデル単位で管理されていることがあります - 1回のプロンプトで扱うファイル数を減らす
4. 無人実行での扱い
CI やバッチで動かしていて、途中で止まると困る場合はリトライの設定を使います。
export CLAUDE_CODE_RETRY_WATCHDOG=1
429 と 529 を無期限にリトライし、リトライ回数の既定値も 300 に上がります。
⚠️ 対話セッションでは使わないでください。 上限に当たり続けている間、応答が返らないまま待ち続けることになります。
再発防止
/statusで「いま何の資格情報を使っているか」を定期的に確認する。 意図しない API キーの混入は、気づきにくいわりに影響が大きいです- 環境変数はシェルの設定ファイルに書きっぱなしにしない。プロジェクトごとに切り替えるなら
direnvなどを使う - チーム開発で API キーを共有している場合、上限は全員で分け合っています。誰かが並列実行を増やすと他の全員が詰まります。並列度の方針をチームで決めておいてください
- 上限に近い運用をしているなら、提供元のコンソールで使用量のアラートを設定しておくと、詰まる前に気づけます