Claude Code のエラー

Request timed out

結論

APIが期限内に応答しなかった状態。既定は10分で、長い応答か低速なプロキシで起きる。

確認した版 Claude Code v2.1.214
確認日 2026年8月21日
文言の照合 Claude Code v2.1.238
最終更新 2026年8月21日
根拠 一次情報で確認

エラー文字列

Claude Code
Request timed out

何が起きているか

Claude Code は API へのリクエストごとに待ち時間の上限を持っています。その上限に達するまで応答が返ってこなかったときに出るのがこのメッセージです。

既定の上限は 10 分(600,000 ミリ秒) です。上限は環境変数 API_TIMEOUT_MS で変更できます。

重要なのは、これは「API が壊れている」サインではないという点です。上限に達したという事実だけを示しています。実際の原因は次のどれかに寄っています。

状況 何が起きているか
応答そのものが長い 大きなファイルの生成や、長いタスクの実行で応答が上限をまたいだ
API 側が混雑している 高負荷時は応答開始までの待ち時間が伸びる
ネットワークが遅い 低速回線・不安定な Wi-Fi で受信が完了しない
プロキシが挟まっている 企業プロキシが応答をバッファリングし、転送が遅延する

最後のプロキシのケースが、日本の企業内ネットワークでは特に多くあります。プロキシがレスポンス全体を受け取ってから中継する構成だと、ストリーミングの利点が失われ、体感の待ち時間が一気に伸びます。

直し方

まず切り分ける

同じ操作で毎回起きるのか、たまに起きるのかで原因が分かれます。

  1. もう一度そのまま送る。 混雑が原因なら通ることが多い
  2. 通ったなら一時的な負荷。対処は不要
  3. 毎回同じところで止まるなら、以下の恒常的な原因を疑う

タスクを分割する(応答が長い場合)

一度のプロンプトで大きな作業をさせているときは、指示を分けてください。

  • 「このリポジトリ全体をリファクタして」→ ファイル単位・ディレクトリ単位に分ける
  • 大量のファイルを一度に読ませない
  • 生成させるコードの量を1回あたり小さくする

分割は待ち時間を短くするだけでなく、途中で失敗したときのやり直しも軽くなります。

待ち時間の上限を延ばす(低速回線・プロキシ環境)

回線やプロキシが遅いことが分かっている場合は、上限そのものを引き上げます。

macOS / Linux

export API_TIMEOUT_MS=1200000   # 20分
claude

恒久的にするならシェルの設定ファイルに書きます。

echo 'export API_TIMEOUT_MS=1200000' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc

Windows(PowerShell)

$env:API_TIMEOUT_MS = "1200000"
claude

ユーザー環境変数として保存する場合は次のとおりです。

[Environment]::SetEnvironmentVariable("API_TIMEOUT_MS", "1200000", "User")

設定後はターミナルを開き直してください。 既に起動しているセッションには反映されません。

⚠️ 上限を延ばすのは「遅いが最後には届く」環境のための対処です。そもそも届いていない環境では、待ち時間を延ばしても状況は変わりません。 接続そのものが確立できていないなら、ネットワーク側を先に確認してください。

企業プロキシ・VPN 環境

社内プロキシや VPN を経由している場合は、次の順で確認します。

  1. VPN を切って試す。 これで通るならプロキシ/VPN が原因と確定します
  2. テザリングなど別回線で試す
  3. プロキシの設定を確認する
echo $HTTP_PROXY
echo $HTTPS_PROXY
echo $NO_PROXY
  1. 詳細を見る場合はデバッグ出力を使います
claude --debug

プロキシがストリーミングをバッファリングしている場合、設定でストリーミングを素通しにできるかどうかはプロキシ製品によります。管理者に確認してください。

ネットワークの健全性を確認する

頻発する場合は回線側を疑います。

ping 8.8.8.8
nslookup api.anthropic.com

名前解決に時間がかかっている場合は、DNS の設定を見直すと改善することがあります。

再発防止

  • 上限を延ばすのは対症療法です。 頻発するなら、プロキシ設定か回線品質のどちらかに原因があります
  • 大きな作業は最初から分割する運用にしておくと、待ち時間だけでなくやり直しのコストも下がります
  • 社内ネットワークで恒常的に起きる場合は、API_TIMEOUT_MS をチーム共通の設定として配布しておくと、各自が同じ問題に当たらずに済みます
  • 混雑由来かどうかは status.claude.com で確認できます。障害情報が出ているときは待つのが最短です

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